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家づくりコラム

2025.03.13

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長期優良住宅のすべて!|認定基準から資産価値・住宅ローンのメリットまで詳しく解説【岡山注文住宅コラムVol.066】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

 

 

家づくりを考え始めた時、多くの方が「長期優良住宅って本当に必要なの?」「認定を取るメリットはある?」と疑問を感じるのではないでしょうか。

この記事では、長期優良住宅の基本的な内容から具体的なメリット、デメリット、注意点までを詳しく解説します。

この記事を読むことで、長期優良住宅があなたの家づくりにおいてどのような役割を果たすのかが理解できます。

将来を見据え、安心して長く住み続けられる家を建てたいと考えるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。

長期優良住宅とは?

 

 

長期優良住宅とは、国が定めた厳しい認定基準をクリアし、「長期にわたり良好な状態で住み続けられる住宅」として認定された住宅です。

具体的には、耐震性、断熱性能、維持管理のしやすさなど、いくつもの項目で高い基準が設定されています。

これにより、地震や台風などの自然災害に強く、冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境が長続きします。

また、メンテナンスのしやすさも考慮されており、長く住むための工夫が随所に施されています。

 

私自身も長期優良住宅に住んでいますが、エアコンの使用頻度が減り、光熱費が抑えられていると実感しています。

さらに、家全体の温度差が少ないため、冬場のヒートショックのリスクも減少し、健康面でも安心です。

 

 

 

長期優良住宅の認定基準

 

 

耐震性

長期優良住宅は、耐震等級2以上の性能が必要です。

これは震度6強~7程度の地震でも倒壊しない強度を持つことを示します。

さらに耐震等級3を取得すれば、消防署や警察署と同レベルの耐震性を誇り、より安心して暮らすことができます。

 

 

省エネルギー性

断熱性能が高く、冷暖房効率が良いことが求められます。

具体的には省エネルギー対策等級4以上の住宅であることが条件です。

断熱性能が高いことで、外気温の影響を受けにくくなり、一年を通じて快適な室温を保つことができます。

 

 

維持管理・更新の容易性

配管や配線をメンテナンスしやすいように設計され、将来のリフォームや修繕に対応しやすい構造となっています。

具体的には、床下点検口や配管スペースが設けられ、給排水設備の交換が容易に行える仕組みになっています。

 

 

 

長期優良住宅ってどんなメリットがあるの?

 

 

長期優良住宅のメリット①高い居住性能

長期優良住宅の最大のメリットは、高い居住性能です。

優れた断熱性と気密性により、一年を通じて室温が一定に保たれ、健康的な住環境が維持されます。

 

 

長期優良住宅のメリット②資産価値の維持

一般の住宅に比べて資産価値が落ちにくい点も大きな魅力です。

中古市場でも高い評価を受けやすく、売却時に有利に働く可能性があります。

 

 

長期優良住宅のメリット③税制優遇

住宅ローン減税の優遇や固定資産税の軽減など、経済的な負担を軽減できる制度が充実しています。

私自身、固定資産税が軽減されたことで、毎年の家計が助かっています。

 

 

 

長期優良住宅のデメリットや注意点はあるの?

 

 

長期優良住宅のデメリット①初期費用が高い

長期優良住宅は、一般的な住宅よりも建築コストが高くなる傾向があります。

耐震性や断熱性能の向上、品質管理の徹底などが求められるため、初期費用が10%~20%程度上乗せされることもあります。

 

 

長期優良住宅のデメリット②定期的なメンテナンスが必要

長期優良住宅の認定を受けるには、定期的なメンテナンスや点検を行うことが義務付けられています。

これにより、住まいの質を長期間維持できますが、その分、手間や費用が発生します。

 

 

 

長期優良住宅は住宅ローンが低金利で借りられる?

 

 

長期優良住宅の認定を受けると、住宅ローンの金利が優遇される場合があります。

 

フラット35では、金利優遇制度を利用することで、通常よりも低い金利でローンを組むことが可能です。

例えば、年0.25%の金利引き下げが適用されることもあり、数十万円~百万円単位の利息削減につながります。

私自身も低金利で住宅ローンを組むことができ、家計の負担を抑えながら理想の家づくりが叶いました。

 

 

 

長期優良住宅の認定を受けていない住宅は大丈夫?

 

認定を受けていない住宅だからといって、必ずしも問題があるわけではありません。

ただし、長期優良住宅は厳しい基準をクリアしているため、認定を受けた住宅と比較すると、耐久性や住環境の質に差が生じる可能性があります。

 

家族が長く安心して暮らすためには、認定基準を満たした住宅が望ましいといえます。

実際にSANKOが定期点検を行った際も、認定を取得している住宅のほうが経年劣化が少なく、長く快適に暮らせるケースが多いと感じます。

 

 

 

長期優良住宅まとめ

 

 

長期優良住宅は、家族の未来を考えた家づくりにとって非常に魅力的な選択肢です。

初期費用やメンテナンスの手間というデメリットはあるものの、それを上回るメリットを得られます。

高い居住性能、資産価値の維持、税制優遇など、長期的に安心して暮らせる家を目指す方にぴったりです。

 

おすすめの動画

長期優良住宅についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの動画もぜひご覧ください。

 

 

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