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家づくりコラム

2025.02.01

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結露しない家|新築で後悔しないためのポイント【岡山注文住宅コラムVol.064】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

 

 

冬場になると、家の窓ガラスにびっしりと水滴がついているのを見たことはありませんか?せっかく新築したのに「結露が発生してしまった…」と後悔する方も少なくありません。結露は放置するとカビやダニの原因になり、住宅の寿命を縮めるだけでなく、住む人の健康にも悪影響を及ぼします。

 

この記事では、「結露しない家」を建てるための対策や、結露がもたらす被害について詳しく解説します。読者の皆さんが新築住宅を計画する際に、快適で結露しにくい家づくりができるよう、実践的なポイントをまとめました。

 

「結露しない家」の仕組みを知りたい方
新築時に結露対策をしたい方
健康で快適に暮らせる家を建てたい方

 

このような方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

 

 

新築で結露することがあるって本当? こだわって建てたのになぜ?

 

「新築なら結露しないはず」と思っていませんか?実は、新築住宅でも結露が発生するケースは珍しくありません。

 

結露が発生する原因

結露は、暖かい空気が冷たい物体に触れることで発生する水滴です。特に冬場、室内と屋外の温度差が大きいほど結露が発生しやすくなります。

新築住宅で結露が発生する主な原因は、以下の3つです。

 

  1. 室内の湿度が高い(加湿器の過剰使用など)
  2. 断熱性能が不十分(窓や壁の断熱不足で温度差が生じる)
  3. 換気が不十分(空気の循環が悪く、湿気がこもる)

 

このような要因が重なると、新築でも結露が発生してしまいます。では、結露が発生するとどのような被害があるのでしょうか?

 

 

 

 

結露が原因で起こる被害

 

結露は見た目の問題だけでなく、住宅や健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。

 

目に見える部分で起こる被害

 

窓ガラスの水滴
冬場の朝、窓にびっしりとついた水滴は結露の典型的な例です。放置するとサッシやカーテンにカビが生え、室内環境が悪化します。

床や壁のシミ・変色
結露水が流れて床や壁にしみ込み、変色や腐食を引き起こします。特に木材は水分を吸収しやすいため、注意が必要です。

 

 

目に見えない部分で起こる被害

壁の内部でカビ・腐食が進行
結露は目に見える部分だけでなく、壁の内部にも発生することがあります。断熱材に水分が吸収されると、断熱性能が低下し、さらに結露しやすくなる悪循環が生まれます。

住宅の寿命が縮まる
木造住宅の場合、壁内の結露が進むと柱や梁が腐り、構造的な強度が低下してしまいます。これは、家全体の寿命に大きく影響します。

 

 

人の健康、家の健康

カビやダニの繁殖による健康被害
結露が続くと、カビやダニが発生しやすくなります。アレルギーや喘息を引き起こす原因になり、特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では注意が必要です。

ヒートショックのリスク
断熱が不十分な家では、結露が発生しやすいだけでなく、寒暖差が大きくなります。特に浴室やトイレなどでヒートショックを引き起こす可能性があり、健康面でのリスクも高まります。

 

 

 

 

新築時に結露を防ぎたいなら過剰な加湿を避けることがもっとも重要

 

 

SANKOの家は断熱等級7の高い断熱性能を持ち、気密性にも優れています。

そのため、計画的な換気が可能となり、結露の心配はありません。

 

しかし、一般的な住宅では結露を防ぐために適切な湿度管理が重要です。

 

加湿器の使用を控えめに
冬場は乾燥しがちですが、適切な湿度(40~60%)を保つことが重要です。過剰に加湿すると結露が発生しやすくなります。

換気をしっかり行う
24時間換気システムを活用し、空気の流れを確保することが大切です。特に料理や入浴後は、積極的に換気を行いましょう。

室内干しを減らす
洗濯物の室内干しは、湿度を急激に上げる原因になります。できるだけ屋外や浴室乾燥機を利用するようにしましょう。

 

高性能な住宅であれば、適切な換気計画によって結露を防ぐことができます。新築を建てる際には、断熱性能や気密性の高さにも注目し、結露しにくい家づくりを目指しましょう。

 

 

 

 

知っておこう! 新築の家を結露させない対策

 

 

①高気密・高断熱を徹底する
窓の性能を上げる(トリプルガラス・樹脂サッシ)
換気計画を考える(熱交換換気システム)
適切な室内湿度を保つ

 

結露しにくい家づくりのポイントを押さえておくことで、長く快適に住める家を実現できます。

 

 

 

まとめ

 

 

新築でも結露は発生することがありますが、適切な対策をすれば防ぐことが可能です。

 

結露の原因は室内の湿度・断熱不足・換気不足
結露は住宅の劣化や健康被害につながる
高気密・高断熱・適切な換気計画が結露防止のカギ

 

 

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方は、モデルハウスにお越しください。
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冬の高性能住宅をぜひご体感に来てみてくださいね。

 

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