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家づくりコラム

2024.10.12

構造見学会にいってみよう【設計お役立ち情報 Vol.27】

 

家づくりを検討されている方にとって、完成見学会は興味を引くイベントです。
しかし、構造見学会となると参加をためらう方も多いのではないでしょうか。
実際、現場を見ても、何が良くて何が悪いのか判断できないですし、完成後のイメージもつかみにくいと思います。

 

 

 

 

それでも構造見学会は重要なイベントなんです。

もし、自分の家が見えないところで手を抜かれていたらどうでしょうか。
完成見学会では完成した家を見られるので、暮らしのイメージや家の雰囲気、快適性などを体感できるので分かりやすくて楽しいイベントです。
ですが、実はその家が欠陥住宅だったとしてもお客様には分かりません。

 

 

 

現場はきれいに整理されているか

断熱材が隙間なく入っているか

気密処理は丁寧にできているか

下地を留めるビスのピッチが適正か

など、家が完成したら見えなくなる部分まで手を抜かず、誠実に施工されているかどうかが大切になります。

 

 

そのため、建築現場を公開するということは、会社としても「施工に自信があるので、工事中の現場をぜひお客様に見てほしい」という姿勢の表れだと思います。
もし施工に自信がない場合、構造見学会は行わないでしょう。

 

SANKOでは構造見学会を気密工事後に行っていて、電気工事や断熱工事の様子を見ることも出来ます。
また、気密測定会も兼ねて開催していますので、お客様の前で気密測定を実施しています。

家づくりご検討中の方はぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

ただし、構造見学会に行く場合も、お客様自身が現場の正誤を判断するのは難しいです。

重要なのは、施工そのものではなく、その会社の家づくりに対する姿勢を見ることです。
スタッフや大工さん、職人さんがいれば気になることをなんでも聞いてみてください。
その時に仕事に誇りをもっているのか、本当に大切に丁寧に作っているかどうかがわかると思います。

 

 

構造見学会は、完成後の家では見えない部分を確認できる貴重な機会です。
欠陥住宅を避けるために、信頼できる会社かどうかを見極める大切な手段として、ぜひ参加してもらえればと思います。

 

 

 

松村