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家づくりコラム

2024.10.29

建売住宅のメリット・デメリット|最適な住まいの選択とは?【岡山注文住宅コラムVol.062】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

住宅購入を検討する際に「建売住宅のメリット・デメリット」について調べている方も多いでしょう。

建売住宅は、完成済みや建築中の状態で土地とセットで購入できる住宅で、スピーディな購入やコストの安さがメリットとされています。

しかし、一方で自由度が限られる点など、さまざまな懸念もあります。

 

本記事では、建売住宅の特徴や、他の住宅と比較したメリット・デメリットを詳しく解説し、購入の際に気を付けるべきポイントについてもご紹介します。

この記事を最後まで読んでいただければ、建売住宅の魅力と注意点を理解し、購入の判断に役立てていただけるはずです。

特に、岡山で新築を検討しているご家族にはぜひ参考にしていただきたい内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

 

 

建売住宅とは?

 

 

建売住宅とは、建物と土地がセットで販売される形態の住宅です。

一般的にハウスメーカーや不動産業者によって建てられ、完成済みまたは建築中の状態で市場に出されます。

購入手続き後、短期間で入居できることが特徴です。

 

建売住宅のもう一つの特徴は、「固定プランの住宅」とも呼ばれるように、設計や仕様があらかじめ決まっている点です。

これにより、設計や打ち合わせの手間がかからず、家を建てるための時間と労力を大幅に省けます。

また、完成した住宅を実際に見て購入を決められるため、建物の雰囲気や設備などを確認でき、購入後の「思っていたものと違う」といったミスマッチが少なくなります。

 

 

 

他の住宅タイプとの違い

 

 

分譲一戸建てとの違い

 

分譲一戸建ては、同じエリアに複数の戸建て住宅が分譲されることが一般的です。

建売住宅の一部に含まれることも多いですが、分譲地全体が同じテーマやデザインで統一されていることが多く、エリアの統一感が感じられる一方で、個性のあるデザインや間取りの自由度は制限される場合が多いです。

 

 

注文住宅との違い

 

注文住宅は、土地を選んでから設計や仕様を自由に決めることができる住宅です。

土地の選定から建物のデザイン、仕様まで自分の希望通りにカスタマイズできるため、ライフスタイルや趣味に合った理想の住まいを実現できます。

一方、建売住宅では、土地も設計も既に決まっているため、自由度は低いですが、スピードや手間が省けるのが大きな違いです。

 

 

規格型住宅との違い

 

規格型住宅は、あらかじめ用意されたプランを基に家を建てるタイプの住宅です。

建売住宅と異なり、設計段階である程度の仕様変更が可能なため、比較的低コストでありながらも好みの要素を取り入れやすいのが特徴です。

建売住宅は完全に完成した状態で購入するのに対し、規格型住宅は着工前や途中からの変更が可能で、注文住宅と建売住宅の中間的な存在とも言えます。

 

 

 

建売住宅のメリット

 

 

立地が良い土地を建物と一緒に購入できる

 

建売住宅は、多くの場合、利便性の良い場所や人気エリアに建てられることが多いため、アクセスの良さが魅力です。

例えば、駅から徒歩圏内や商業施設が近くにある場合も多く、生活利便性を重視したい方には大きなメリットと言えるでしょう。

注文住宅の場合、自分で理想の土地を見つけなければならないため、良い土地を見つけるのに時間がかかることがありますが、建売住宅であれば立地の良い土地に既に建物が建てられているため、手間がかかりません。

 

 

低コストで一軒家を購入できる

 

建売住宅は大量生産の効率化によってコストが抑えられており、注文住宅に比べてリーズナブルな価格で購入できることが多いです。

予算を抑えたいと考える方や、初めて家を購入する方には特に魅力的なポイントです。

 

 

内見をして購入できる

 

建売住宅の大きなメリットとして、完成した建物を実際に見学できる点があります。

間取りや設備、日当たり、周辺の雰囲気を事前に確認することができるため、購入後の生活イメージを具体的に掴むことができます。

特に初めて住宅を購入する方にとっては、実物を見て確認できる安心感は大きいでしょう。

 

 

設計打ち合わせなどが無く、購入手続きがスムーズ

 

注文住宅の場合、設計打ち合わせや施工管理の打ち合わせが必要で、家づくりに多くの時間と労力がかかります。

一方で、建売住宅は既に設計や仕様が決まっているため、購入手続きがスムーズであり、手間をかけずに手続きが完了する点がメリットです。

 

 

短期間で入居できる

 

建売住宅は既に完成した状態で売り出されているため、購入手続きを済ませたらすぐに入居が可能です。

例えば、急な転勤や家族構成の変化など、急いで引っ越し先を決めたいという場合には、スピーディな対応が可能な建売住宅が非常に便利です。

 

 

建売住宅のデメリット

 

 

その場しのぎの住宅性能しかない

 

建売住宅の中には、建物の耐久性や断熱性能などが十分に考慮されていないものもあります。

これにより、数年後にメンテナンスが必要となったり、断熱性能が低いため冷暖房費用が高くなる可能性があります。

購入の際には、住宅の性能表示や建物の仕様をよく確認することが重要です。

 

 

土地を自由に選べない

 

建売住宅は既に建てられている土地を購入することになるため、土地の選択の自由度は低くなります。

特に、学校区や交通アクセスなどの条件にこだわりたい方には不向きな場合があります。

 

 

設計や仕様を自由に選べない

 

建売住宅はすでに完成した状態で販売されるため、間取りや設備の選択肢が限られてしまいます。

自分のライフスタイルや趣味に合わせた細かな要望を反映させたい場合は、注文住宅や規格型住宅を検討する方が良いでしょう。

 

 

不特定多数の人が出入りしている

 

建売住宅は多くの人が内見に訪れるため、プライバシーや衛生面での心配があるかもしれません。

特に子育て世帯にとっては、衛生面を気にされる方も多いでしょう。

 

 

施工途中の確認ができない

 

建売住宅は完成した状態で販売されるため、施工過程を確認できません。

そのため、手抜き工事があった場合でも、後で確認することが難しいです。

購入前に施工会社の評判やアフターサービスについてしっかりと確認することが大切です。

 

 

地鎮祭や上棟式などの思い出が無い

 

注文住宅のように地鎮祭や上棟式を通じて、家づくりのプロセスで思い出を作る機会が少ないこともデメリットとして挙げられます。

家族にとって特別な思い出の一部になるイベントが無い点は、こだわりたい方には寂しさを感じるかもしれません。

 

 

 

建売住宅の購入時に注意すべきポイント

 

 

  1. 住宅性能の確認: 購入前に断熱性能や耐震性などを確認する。
  2. 周辺環境の確認: 近隣の施設や交通状況を確認し、実際の生活をイメージしてみましょう。
  3. アフターサービスの内容: 購入後のアフターサポートが充実しているか、保証内容も確認する。
  4. 実際の建物の内見: 実物を見て納得してから購入する。

 

 

 

まとめ

 

 

建売住宅には、手軽で利便性が高い反面、個別のこだわりを実現しにくいというデメリットもあります。

このコラムを参考に、ご自身に最適な住まいの選択をしてみてください。

注文住宅を選ぶべきか、建売住宅が向いているか迷う方は、ぜひ一度SANKOの家にご相談ください。

 

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。

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秋の高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。

 

 

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