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家づくりコラム

2024.10.10

吹き抜け|メリット・デメリット、高性能住宅におすすめ【岡山注文住宅コラムVol.059】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

「吹き抜け」を導入しようと検討されている方は、「おしゃれだけど寒くない?」「光熱費はどうなるの?」といった疑問を抱えているかもしれません。

この記事では、吹き抜けのメリットやデメリット、施工事例などを詳しく解説します。

これを読むことで、吹き抜けの特徴や効果が明確にわかり、家づくりの参考になるでしょう。

特に、光や開放感を重視するご家族は、ぜひ最後までお読みください!

 

 

吹き抜けとは?

 

吹き抜けとは、建物内の複数階にまたがって天井をなくし、上階から下階まで空間がつながっている構造のことです。

開放感があり、自然光を効果的に取り入れるため、リビングや玄関などに多く採用されています。

設計次第で家全体のデザインを際立たせるだけでなく、家族のつながりを感じやすい空間がつくれます。

 

 

吹き抜けのメリット

 

1. 開放感と明るさ

吹き抜けの最大のメリットは、開放感です。

特にリビングに吹き抜けを設けると、家全体が広く感じられます。

また、天井が高いため、窓からたっぷりと自然光を取り入れることができ、昼間は照明を使わずに明るい空間が保てます。

 

 

2. 家族のコミュニケーションを促進

吹き抜けを採用すると、上階と下階が一体化するため、家族の声や気配を感じやすくなります。

家族の動きが視覚的にわかり、コミュニケーションが増えるため、特にお子様のいる家庭におすすめです。

 

 

3. 空気の循環が良くなる

高性能住宅において、吹き抜けは効果的に空気を循環させることができます。

適切な換気システムを導入すれば、温度差が減り、家全体の快適さが向上します。

暖房効率を上げたい場合、天井にファンを設置すると、暖かい空気が下に循環しやすくなります。

 

 

4. デザイン性の高さ

吹き抜けはデザインの自由度が高く、他の住宅にはない個性的な空間が作れます。

梁を見せるデザインや大きな窓を取り入れることで、モダンなインテリアやナチュラルテイストの空間にもマッチします。

 

 

 

吹き抜けのデメリット

 

 

1. 冷暖房効率の低下

吹き抜けは空間が広がるため、冷暖房効率が下がる可能性があります。

しかし、高断熱・高気密な住宅であれば、このデメリットをカバーでき、エアコン1台で全体を快適に保つことが可能です。

SANKOの家では、夏は屋根裏エアコン、冬は床下エアコンを使い、家庭用エアコンで快適&省エネを実現しています。

 

 

2. 防音性が低い

吹き抜けにより音が上下階で響きやすくなるため、プライバシーを保つためには防音対策が必要です。

特にリビングや子供部屋など、生活音が多い場所では音の対策を考慮することが大切です。

 

 

3. メンテナンスの手間

吹き抜けの高い位置にある窓や照明は、掃除が難しいことがデメリットの一つです。

窓の清掃や電球交換をするためには、脚立や長い掃除道具が必要になるため、定期的なメンテナンスが大変になる可能性があります。

 

 

4. 建築コストの上昇

吹き抜けを採用することで、通常の天井よりも構造的な工夫が必要になるため、建築コストが上がることも考えられます。

ただし、設計段階で適切な計画を立てれば、予算内で実現することも可能です。

 

 

高性能住宅には吹き抜けがおすすめ!

 

高気密・高断熱住宅において、吹き抜けは非常に有効です。

SANKOの家では、HEAT20のG3グレードをクリアしたUa値の高性能住宅を提供しており、エアコン1台で全館を快適に保つことが可能です。

吹き抜けは、自然光を取り入れ、家全体の空気を効率的に循環させる役割を果たします。

断熱性能が高いため、エネルギー効率もよく、吹き抜けがあっても夏は涼しく、冬は暖かい住環境を実現します。

 

 

吹き抜けのある住宅の施工事例3選

 

 

1. 大開口が生む、光と風が通る吹き抜け空間

こちらの施工事例では、リビング上部に広がる開放的な吹き抜けが特徴です。

大きな窓からは豊かな自然光が差し込み、昼間は照明を使わずに明るさを保てる設計となっています。

シンプルかつモダンな階段デザインは、空間の広がりを感じさせ、全体のスタイリッシュな雰囲気に調和しています。

リビングとダイニング、キッチンが一体化しており、家族がどこにいてもコミュニケーションが取りやすい空間設計となっているのも魅力です。

 

さらに、無垢材を使用したフローリングと木の柱が、ナチュラルな温かみをプラスし、快適で居心地の良いリビング空間を提供します。

吹き抜けの効果により、季節に合わせた空気の循環が良く、エアコン1台で家全体を快適に保つことが可能です。

 

 

2. 光あふれる吹き抜けと広がるダイニング空間

こちらの施工事例では、リビングの吹き抜けが、空間全体に広がりと開放感を与えています。

リビングにたっぷりと差し込む自然光が、昼間は照明を必要とせず、エネルギー効率の高い住まいを実現しています。

ダイニングにも光が降り注ぎ、全体的に明るく、開放的な雰囲気を醸し出しています。

 

また、木材を基調としたインテリアが、落ち着きと温かみのある空間を演出。

ダイニングテーブルやリビングの家具は、木目の美しさを活かしたシンプルなデザインで、居住者に安らぎを提供します。

吹き抜けの高さを活かしたシーリングファンや照明器具も、機能性とデザイン性を兼ね備えており、モダンでありながらも自然素材の優しさを感じられる住まいとなっています。

 

この吹き抜け空間は、冬場でも暖かさを保ち、家全体の空調効率を高めるよう設計されているため、年間を通じて快適な温度管理が可能です。

 

 

3. 落ち着いた雰囲気を醸し出す吹き抜けの家

 

こちらの施工事例は、シンプルかつ落ち着いた雰囲気が漂うリビング・ダイニングに吹き抜けが設けられた住宅です。

吹き抜け部分から差し込む自然光が、部屋全体にやわらかな明るさをもたらし、日中は快適な明るさを保つことができます。

また、大きな窓からの景色も取り込むことで、室内にいながら外の風景とつながる開放感を感じることができる設計となっています。

 

木材をふんだんに使用したインテリアは、居心地の良いナチュラルな空間を演出。

落ち着いた色合いの家具と調和し、リラックスした時間を過ごすのに最適なリビングです。

階段や収納スペースも含め、全体的に統一感のあるデザインが施されており、視覚的にもすっきりとした印象を与えています。

 

この吹き抜けのある住まいは、開放感と光の恩恵を受けながらも、プライバシーを保つことができるため、家族の団らんや日常生活を豊かにする工夫が凝らされています。

 

 

まとめ

 

 

吹き抜けは、開放感や明るさをもたらす素晴らしい設計ですが、冷暖房効率やメンテナンスなどの課題もあります。

高性能住宅であれば、これらのデメリットを最小限に抑え、快適な住空間を提供できます。

SANKOの家では、高い断熱性と気密性を持つ住宅設計により、エネルギー効率の良い吹き抜けのある家づくりを実現しています。

 

 

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。

HEAT20 G3ランクの空気が美味しい、居心地の良い空間です。

秋の高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。

 

 

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