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家づくりコラム

2025.03.07

全館空調で快適な暮らしづくり|新築で後悔しないためのポイント【岡山注文住宅コラムVol.065】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

 

 

「全館空調って便利そうだけど、本当に必要なの?」 「家庭用エアコンだけで快適に暮らせる家はあるの?」

全館空調を検討している方の多くは、このような疑問をお持ちではないでしょうか。

たしかに、家全体を一定の温度に保つことができる全館空調は魅力的に思えます。

しかし、高額な導入費用やメンテナンスの手間を考えると、本当にメリットがあるのか慎重に考える必要があります

この記事では、全館空調の仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説し、家庭用エアコン1台で快適に暮らせる家づくりについてもご紹介します。

全館空調を導入すべきかどうか悩んでいる方、コストを抑えながら快適な住まいを実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

そもそも「全館空調」って何?

 

 

全館空調とは、家全体の温度を一定に保つための空調システムです。

通常、ダクトを通じてエアコンの空気を各部屋に届ける仕組みになっています。

そのため、リビングや寝室だけでなく、廊下やトイレ、浴室など家の隅々まで均一な温度を保つことができます。

一般的なエアコンとの大きな違いは、各部屋に個別のエアコンを設置するのではなく、1台の大型エアコンで全体を管理する点です。

これにより、部屋ごとの温度差をなくし、ヒートショックなどの健康リスクを低減できると言われています。

 

 

全館空調のメリット

 

 

全館空調のメリット①家全体の温度差が少ない

全館空調の最大のメリットは、家全体の温度差が少なくなることです。

特に冬場、脱衣所やトイレが寒いとヒートショックのリスクがありますが、全館空調ならどの部屋に移動しても快適な温度が保たれます。

 

全館空調のメリット②エアコンの風を直接感じにくい

一般的なエアコンでは、冷暖房の風が直接当たることによる不快感があります。

しかし、全館空調はダクトを通して空気を循環させるため、風を直接感じにくく、より自然な室内環境を作れます。

 

全館空調のメリット③結露やカビを防ぎやすい

適切な換気を行いながら家全体の湿度を管理できるため、結露やカビの発生を抑えることができます。

特に高断熱・高気密住宅においては、湿気対策が重要です。

 

 

全館空調のデメリット

 

 

全館空調のデメリット①導入コストが高い

全館空調を導入するには、本体価格と設置工事費を合わせて150万円以上かかるケースが一般的です。

これは家庭用エアコンを2~3台設置する場合の2~3倍のコストとなります。

 

全館空調のデメリット②メンテナンスが大変

全館空調は定期的なメンテナンスが必要です。

フィルター清掃やダクトの点検など、専門業者による作業が必要になるため、ランニングコストも考慮しなければなりません。

 

全館空調のデメリット③故障すると家全体に影響が出る

一般的なエアコンなら1台が故障しても他の部屋でカバーできますが、全館空調の場合、システム全体が停止すると家全体の冷暖房が使えなくなります。

 

 

エアコン1台で快適な家をつくる

 

 

全館空調のメリットは多いですが、コストやメンテナンスの問題を考えると、家庭用エアコン1台で快適な家を作ることも一つの選択肢です。

SANKOの家では、高い気密性と断熱性を確保し、家庭用エアコン1台でも家全体を快適な温度に保てる設計を採用しています。

冬は床下から暖気を均一に送り、夏は上部から冷気を降ろすことで、効率的な温熱環境を実現します。

このような高性能住宅を建てることで、全館空調に頼らずとも快適な暮らしを手に入れることができます。

 

 

まとめ

 

 

全館空調には確かに魅力的なメリットがありますが、高額な導入コストやメンテナンスの問題を考えると、慎重に判断する必要があります。

高気密・高断熱な家づくりを行えば、家庭用エアコン1台でも十分に快適な住環境を実現することが可能です。

コストを抑えながら、より快適で健康的な住まいを求める方は、ぜひSANKOの家にご相談ください。

 

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方は、モデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの暖かく、居心地の良い空間です。
冬の高性能住宅をぜひご体感に来てみてくださいね。

 

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