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家づくりコラム

2023.10.24

耐震等級3の重要性|メリットや認定方法について【岡山注文住宅コラムVol.019】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

これから新築を考える際、

地震に備えることの大切さ、

特に「耐震等級3」の住宅について知っておくと、

暮らしてからの安心感が格段に上がります。

 

今回の記事では、

耐震等級3に焦点を当て、その重要性や認定方法、

そしてそれによって得られる利点について

詳しくご説明いたします。

 

みなさんも折角お家づくりをするなら

安心安全に暮らせる地震に強い家を作りたいと思いますよね。

 

住宅ローンを払い終わる前に

マイホームが倒壊してしまったら悲しいですよね。

 

何より大切な家族が地震に巻き込まれてしまったら

悔やむに悔やみきれないと思います。

 

そこで地震に強い家を探そうにも、

どこの住宅会社に行っても、うちは地震に強いです。

と言ってくるだろうし、

 

お客様自身も今どきの家なら

ある程度大丈夫だと思っているかもしれませんが、

実際に会社によって雲泥の差があるくらい、

耐震性能に違いがあるのが現実です。

 

ぜひ最後までお読みいただき、

耐震等級3について詳しく理解してください。

 

 

耐震等級3とは?

 

耐震等級3とは、

地震に対する建物の耐震性を示す評価で、

最も高い耐震性を表す等級です。

 

この等級に達するためには、

建物の耐震設計や構造が

厳格な基準に従って行われています。

 

耐震等級3の建物は、

大地震にも耐えられる強靭な構造を持ち、

地震による被害を最小限に抑えることができます。

 

この高い耐震性は、

家族の安全性を確保するために非常に重要です。

 

 

耐震等級の区分

耐震等級は主に3つの区分に分かれます。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

耐震等級3 

 

耐震等級3は最も高い等級で、

建物は非常に高い地震に対しても耐えることができます。

この等級に認定されると、

住宅ローンの金利優遇や、

地震保険の保険料が割引になる等、

様々な利点が得られます。

後にご紹介いたします。

 

耐震等級2 

 

耐震等級2は、

一般的な地震に対しては安全であるが、

耐え難い地震には耐えられないとされる等級です。

 

この等級の建物は、

地震のリスクが低い地域に建てられることが多く、

通常の住宅で利用されています。

 

 

耐震等級1 

 

耐震等級1は、

建築基準法で定められた建物に備わっているべき

最低限の耐震性能を満たしていることを示すもので、

「きわめてまれに発生する大地震による力に対して倒壊、崩壊しない程度」

とされています。

 

ここでいう「きわめてまれに発生する大地震」とは、

数百年に1回程度の頻度で発生する大規模地震のことで

震度6強~7を想定しています。実際に起きた地震でいうと、

1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災が、

この「きわめてまれに発生する大地震」に当てはまります。

 

この等級の建物は、強化が必要で、

地震のリスクが高い地域(日本)では

あまり適していません。

 

耐震等級3は本当に必要?

 

では、耐震等級3の必要性について考えてみましょう。

 

建築基準法では耐震等級1があればいいと言われています。

なぜ耐震等級3が必要なのか。

結論から申しますと建築基準法の耐震基準が甘すぎるからです。

 

具体的にいうと耐震等級1は

数百年に一度くると言われている

震度6強から7の地震が発生した時に家が損傷しても

人命が損なわれるような壊れ方はしないという基準なのですが、

 

逆にいうと人命は損なわれませんが、

住み続けるのが難しいくらい損傷してしまします。

 

そうなると住宅ローンが残っている状態で

別で修繕費用がかかってしまうので、

そもそも修繕の必要がないように

家の耐震性能を上げて強くしておく必要があります。

 

そもそも数百年に一度といわれている

震度6強から7の地震に関しても、

2011年の東日本大震災から

2021年の10年で8回も起きているというのが現状です。

 

そこで2016年に起きた熊本地震の調査によると、

建築基準法を元に建てた家では数多く倒壊や全壊が報告されています。

 

その中でも耐震等級3の家は崩壊や全壊は0という結果が出ています。

ですから地震の後に人の命を守るだけではなくて、

安心して住み続ける為、

家という財産を守る為にも建築基準法ではなく、

耐震等級3をクリアする必要があります。

 

もちろん人によって予算や価値観が異なるので、

すべての建物を耐震等級3にする必要があるとは言えませんが、

住宅会社でよく言われる建築基準法をクリアしていれば大丈夫

という間違った見解にはキチンとそれに見合った金額なのかを

考えてお家づくりを進めて欲しいと思います。

 

 

地震に強い家を手に入れられる 

 

耐震等級3の建物は、

地震に対して高い耐性を持っています。

 

これは、

家族の安全を確保するためには欠かせない要素です。

地震の際、建物が崩壊するリスクが低く、

家族の安全を確保できます。

 

住宅ローンの金利優遇を受けられる 

 

一部の金融機関は、

耐震等級3の住宅に対して金利優遇を提供しています。

これは家を建てる際に大きなメリットとなります。

住宅ローンの返済が少額で済み、

家計に余裕をもたらすことができます。

 

 

地震保険の保険料が割引に

 

耐震等級3の建物は、

地震保険の保険料が割引になる場合があります。

 

地震保険は地震被害に備えるために重要な保険ですが、

耐震等級3の建物ではその保険料が割引になるため、

経済的な負担が軽減されます。

 

 

売却時に高く売れる可能性がある

 

将来的に家を売却する際、

耐震等級3の認定を受けた建物は、

高値で売却できる可能性が高まります。

 

不動産市場で地震に強い家への需要は高まっており、

そのため高値での売却が期待できます。

 

 

耐震等級3と耐震等級3相当の違い

 

一部の建物は、

耐震等級3相当の性能を持つ場合もあります。

しかし、

実際の耐震等級3とはどのように異なるのでしょうか?

 

建物が耐震等級3と認められるためには、

専門機関へ申請し認定を受けている必要があり、お金もかかります。

 

耐震等級3相当とは、

文字通り耐震等級3に相当する性能はあるが

評価機関への申請をしておらず、

正式な認定を受けていない建物のことを指します。

 

正式な認定を受けていないため、

その建物を建てた住宅会社以外の

専門機関による評価や証明書が無く、

実際の耐震性能はその建物を建てた住宅会社しかわかりません。

 

また、耐震等級3によって受けることができる、

地震保険の割引や金利の引下げといった

優遇も受けることができません。

 

ただ、認定は受けていないが、

耐震等級3の建物と同じレベルの建築部材を使用し

耐震等級3と同じ耐震性能を有している建物も確かにありますので、

耐震等級3相当でも良いとお考えの方は、

耐震等級3相当の住宅を建てている住宅会社に、

どんな計算に基づき耐震等級3相当だと証明しているのかを

確認してみることが必要になります。

 

続いて認定の取得方法についてです。

 

耐震等級3の認定を受ける方法や費用は?

 

耐震等級3の認定を受けるためには、

どのような方法と費用が必要なのでしょうか?

 

耐震等級3の認定を受ける方法と流れ

 

耐震等級3の認定を受けるためには、

建築専門家との協力が必要です。

 

まず、建物の耐震設計や構造を見直し、

耐震性を向上させる必要があります。

 

建築士や構造エンジニアの専門的な知識と経験が不可欠です。

 

 

 

住宅性能評価を受ける費用 

 

耐震等級3の認定を受けるためにかかる費用は、

建物の規模や状態によって異なります。

 

一般的には、

専門家のコンサルテーション、

設計変更、施工作業などの費用がかかります。

 

具体的な価格については、

建設業者や設計者に相談することが重要です。

 

 

まとめ

 

今回の記事では、耐震等級3に焦点を当て、

その重要性、メリット、認定方法について詳しく説明しました。

 

それぞれ細かくお話させて頂きましたが、

日本は地震の多い国ですので、

家を建てられるときにこの耐震を重要視する方は多いと思います。

 

家を建てるうえで家族の命を守るだけではなく、

家という財産を守る為に今回の動画が参考になれば幸いです。

 

地震に備え、安全な住環境を整えるために、

耐震等級3の建物を検討してみてください。

 

耐震等級3についての詳細な情報が必要な場合は、

お気軽にお問い合わせください。

SANKOは全棟耐震等級3の認定を取得しています。

安心の住まいを建てるお手伝いをさせていただきます。

 

 

youtubeでも

分かりやすく解説しておりますので

是非見てみてくださいね。

 

 

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