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家づくりコラム

2023.09.21

HEAT20 G3について【岡山注文住宅コラムVol.014 】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

光熱費の支出についてお悩みの方必見!

HEAT20 G3とは何か、

その必要性について詳しく説明し、

一生涯、光熱費がかからない家を

実現する方法についてご紹介します。

 

断熱性能G3はやりすぎだと思いますか?

ぜひ最後までお読みいただき、

新しい光熱費節約の可能性を探ってみてください!

 

HEAT20について

 

まず、HEAT20とは何でしょうか?

 

HEAT20についてですが、

HEAT20というのは団体名です。

 

正式名称は

「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」

といいます。

 

その英語名の頭文字をとり

HEAT20と呼ばれています。

 

この団体は、

建築関係の組織や企業、

エコや断熱に詳しい大学教授や

専門家の方たちで構成されています。

 

CO2の排出を削減できる家はどんな家なのか?

エコで省エネで、

住んでる人の健康が守られる家ってどんな家なのか?

といったことの研究や技術開発に取り組んでおられます。

 

ちなみにSANKOもHEAT20の会員企業です。

 

「HERT20」は、

日本の断熱基準がとても低いので、

独自にG1.G2.G3という3つのグレードの

断熱基準をつくって提唱しているんです。

 

その中で一番断熱性能が高いのが

G3というグレードです。

 

今回はG1やG2はひとまず置いておいて

G3についてお話します。

 

 

HEAT20 G3について

 

 

ではG3というのはどんなものでしょうか?

 

まず私が住んでいる岡山県岡山市は地域区分でいうと、

東京や大阪と同じ6地域です。

 

 

地域区分とは、

家を建てる地域の気候によって、

日本列島を8箇所にわけたものです。

 

日本は寒冷地と温暖地の差が大きいため、

このように地域を分けて基準値が設定されています。

 

G3は2019年夏に設定されたばかりの

最も厳しい水準となっており

この6地域でG3にするためには

断熱性能はUa値=0.26という数値になります。

 

6地域での、Ua値0.26以下というのは、

一つ下のグレードであるG2に比べ、

 

倍近く断熱性能を上げないといけないので、

かなりハードルが上がります。

 

ですからG3で家を建てた

実績のある会社は

まだまだごくわずかでしょう。

 

このG3を実現するには、

 

当然家の外皮と言われる部分、

屋根や外に面した壁、

床などから

 

熱が逃げないように

断熱を強化することが大事なので、

 

基本仕様として

窓はトリプルガラス、

断熱は外張り断熱と

充填断熱のダブル断熱が基本になります。

 

 

これにより

私はこのG3の家に2015年から住んでいるのですが、

これが本当に本当に快適で最高なんです!

この最高レベルの家を知っている私

は断熱性能を「そこそこでいい」とは到底いえません。

 

 

HEAT20 G3の必要性について

 

日本トップクラスの断熱性を持つHEAT20G3ですが、

私は決してやり過ぎとは思いません。

たまに

「性能は大事だと思うんですが、

コスト面も心配なので、性能はそこそこでいいです」

 

っていうお客様がいらっしゃいます。

私はコスト面が心配な方こそ

性能にとことんこだわって欲しいと

お伝えしています。

 

なぜ私がG3をおススメするのか

理由を3つ挙げてみようと思います。

 

 

圧倒的な快適性

 

G3の家では、

冬場も20℃を下回ることはほとんどなく

クリスマスやお正月も春のような暖かさです。

 

我が家のお正月はみんな半袖ですよ。

 

また家じゅうで温度差が

ほとんどないのでストレスがなく、

 

家族みんなにゆとりができて笑顔や

コミュニケーションが自然に増えます。

 

ランニングコストが削減できる

 

冷暖房費がほとんどかからず、

太陽光発電パネルを乗せることで

光熱費を大幅に削減することができます。

 

電気代やガス代がすでに高騰していますが、

今後の事を考えるとこの光熱費の削減は

大きなメリットです。

 

 

健康に暮らせる

 

寒さが引き起こす、

脳卒中や心筋梗塞、

ぜんそくなどのリスクをはじめ、

 

結露が原因で発生する

カビからのアレルギーの

リスクも軽減できます。

 

暖かい家は赤ちゃんからお年寄りまで

体への負担が少なく、

病院に行く回数もグッと減らせますので

医療費の削減にもつながります。

 

 

まとめ

 

今回のまとめです。

 

3つのメリットも挙げましたが

みなさんいかがでしょう。

 

それってG3じゃなくても

【そこそこの性能】ZEHや

HEAT20G1でも実現できるんじゃない?

って思われませんでしたか?

 

残念ですが【そこそこの性能】では

【そこそこの恩恵】しか受けらないのが現実です。

 

しかし、

実際には家を住み比べることもできませんし

未来の事は想像しにくいので

皆さんどうしても目先のイニシャルコストを

下げることに意識が向きがちです。

 

そうすると【そこそこの性能】でいいか…

となってしまうのです。

 

でもよく考えてください!

 

 あなたはこれから建てる家に何年暮らすんですか? 

 

 40年?50年?60年?その間性能は劣化しませんか? 

 

 全てのものは経年劣化します。 

 

劣化により性能が少しずつ落ちていくとしたら

できるだけハイスペックな

ものにしておく必要があると思いませんか。

 

私は自分がG3の家に暮らしているからこそ、

声を大にして言いたい!

 

家族といっぱい笑って健康に暮らしたいなら

生涯払い続ける光熱費を

一切気にせず暮らしたいしたいなら

 

G3の家が必要です!!!

 

 

youtubeでも

分かりやすく解説しておりますので

是非見てみてくださいね。

 

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方は

モデルハウスにお越しください。

真夏でも涼しくて心地良い体感が出来ますよ。