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家づくりコラム

2024.07.18

室内熱中症|室内熱中症のリスクを大幅に軽減する方法【岡山注文住宅コラムVol.050】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

最近、室内での熱中症が増加しているという話をよく耳にします。

特に高齢者や小さなお子様がいるご家庭では、夏の暑さが心配ですよね。

この記事では、室内熱中症の原因や予防策について詳しくご紹介します。

これを読むことで、室内での熱中症を防ぐための具体的な対策が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

「室内熱中症」とは?

 

 

夏の暑さが厳しい昨今、熱中症のリスクは屋外だけでなく、室内でも高まっています。

特に断熱性の低い住宅やエアコンの使い方が不適切な場合、室内熱中症のリスクが増加します。

では、室内熱中症とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか?

 

 

 

室内熱中症の原因

 

 

  1. 断熱性の低い住宅: 屋根や壁の断熱が不十分だと、室内の温度が上昇しやすくなります。
  2. 不適切なエアコン設定: エアコンの設定温度が高すぎたり、風量が弱かったりすると、室内が十分に冷えません。
  3. 換気不足: 室内の空気が循環しないと、熱がこもりやすくなります。
  4. 高湿度: 湿度が高いと、体感温度が上がり、体が熱を逃がしにくくなります。

 

 

熱中症の症状と応急処置

 

 

熱中症の症状には、以下のようなものがあります。

  1. めまい: 急に立ち上がったりするときに起こりやすい。
  2. 頭痛: 頭が重く感じることがあります。
  3. 吐き気: 食欲不振や吐き気を感じることがあります。
  4. 意識障害: 重症化すると意識がもうろうとすることがあります。

応急処置としては、すぐに涼しい場所へ移動し、水分補給を行うことが大切です。

また、エアコンや扇風機を使って体を冷やすことも効果的です。

 

 

 

室内熱中症を予防する対策ポイント

 

 

  1. 適切な断熱: 屋根や壁の断熱性能を高めることで、室内の温度上昇を防ぎます。
  2. エアコンの活用: リモートワーク時は26℃、熱中症対策としては28℃が適切な設定温度です。
  3. 換気の徹底: 窓を開けて空気の流れを作り、室内の熱を逃がすことが大切です。
  4. 湿度管理: 湿度を下げるために除湿機を使用することも効果的です。

 

 

 

室内熱中症のリスクを軽減する家づくりのコツ

 

 

これから新築をお考えの方は室内熱中症を防ぐ家づくりをしましょう。

  1. 高性能断熱材の使用: 断熱性能の高い素材を使用することで、夏は涼しく、冬は暖かい家を実現します。
  2. 自然素材の活用: 自然素材を使用することで、調湿効果が期待でき、快適な室内環境を保ちます。
  3. 高性能窓の採用: 断熱性能の高い窓を使用することで、外気温の影響を受けにくくなります。
  4. パッシブデザインの導入: 自然の風や光をうまく利用する設計により、エネルギー効率の良い家づくりを実現します。
  5. 屋根断熱の施工: 屋根断熱は家全体を日射から守り、室内の温度上昇を防ぐために非常に効果的です。施工には高度な技術が必要ですが、これにより快適な住環境を提供できます。

 

 

まとめ

 

 

室内熱中症は、断熱性の低い住宅や不適切なエアコン設定、換気不足などが原因で発症しやすくなります。

適切な断熱対策やエアコンの活用、換気の徹底、湿度管理を行うことで、室内熱中症のリスクを大幅に軽減できます。

特に屋根断熱は、家全体を日射から守り、室内の温度上昇を防ぐために非常に効果的です。

高性能断熱材や自然素材、高性能窓、パッシブデザインを取り入れた家づくりを行うことで、より快適で健康的な住環境を実現できます。

 

岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方はモデルハウスにお越しください。

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