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家づくりコラム

2024.05.02

平屋と二階建ての比較|建築費用・土地条件・利便性・安全性・税金・メンテナンス費用【岡山注文住宅コラムVol.040】

岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。

注文住宅の建築をお考えの皆様、こんにちは。

平屋と二階建ての比較に関する重要なポイントをお伝えします。

家を建てる際には、平屋と二階建てのどちらが適しているか、検討する必要があります。

建築費用、土地条件、生活の利便性、安全性、税金、メンテナンス費用など、様々な側面から比較していきましょう。

 

この記事を読むことで、平屋と二階建ての違いやメリット、デメリットがより明確になり、あなたの家づくりの参考になることでしょう。

注文住宅を検討されている皆様、ぜひ最後までお読みください。

 

 

平屋と二階建ての比較1.建築費用

 

建築時に発生する費用

 

平屋と二階建て、それぞれの建築時に発生する費用を比較してみましょう。

平屋と二階建て、どちらが建築費用が安いのでしょうか?

家を建てる際には、建築時に発生する費用を考慮することが重要です。

平屋の場合、基本的には広がりのある平面構造であるため、土地と建物によっては建築費用が二階建てよりも低く抑えられる場合があります。

しかし、基礎に使用されるコンクリートの価格が高騰しています。

平屋は基礎が広く、その分基礎工事の費用が高くなります。

一方、二階建ては縦方向に広げるため、基礎の面積は抑えられます。

そのため、基礎工事の費用は平屋よりも相対的に低く抑えられる傾向があります。

二階建ては、構造体、階段などの設備が追加されるため、平屋に比べて建築費用が高くなる傾向もあります。

どんな建物を建てるかにより、建築費用は変わります。

 

建築後に発生する費用

 

建築後に発生する費用も重要です。

平屋と二階建てでは、屋根の面積や外壁の塗り替えなどのメンテナンス費用に違いがあります。

平屋は屋根や外壁の面積が広いため、メンテナンス費用が二階建てに比べて高くなる傾向があります。

しかし、二階建ては外壁が少ないため、外壁の塗り替えなどの費用は平屋よりも低く抑えられることがあります。

 

家の形は電気代削減に対しても大きな関係があります。

高気密高断熱住宅では総二階の家にすることで、電気代がかからなくなります。

大きな平屋はデザイン性もあり、とってもかっこいいし憧れますよね。

しかし、そうした家にすると温熱環境が整いにくく、エアコンを何台も設置しなければならなくなります。

それよりも総二階の家にすることで一台のエアコンで家じゅうがとっても快適に保たれます。

各部屋で暖房や冷房を使う必要もなくなり、電気代が削減されます。

 

 

平屋であっても二階建てであっても

・西側になるべく窓をつくらないようにする

・南には大きな窓を設置する

・外部で日射遮蔽できるようにする

など、プラスアルファの工夫をすることで、さらに電気代を削減できます。

 

 

平屋と二階建ての比較2.土地条件

 

必要な土地の広さ

 

平屋と二階建て、それぞれに必要な土地の広さは異なります。

平屋は一階建てのため、広い土地が必要です。

一方、二階建ては縦方向に広がるため、比較的狭い土地でも建てることができます。

土地の広さに余裕がない場合は、二階建ての方が適しているかもしれません。

 

土地の周辺環境

 

土地の周辺環境も考慮すべきポイントです。

周囲に高い建物がある場合、二階建ての方が日当たりが確保しやすいかもしれません。

また、眺望を楽しむためには二階建てが適している場合もあります。

狭小地に建てる時やプライベートを確保したい時などは2階LDKもおすすめです。

土地の形や周囲の環境によって、平屋と二階建ての選択肢が変わることがあります。

 

 

平屋と二階建ての比較3.家事や生活の利便性

 

間取りや動線

 

家事や生活の利便性は間取りや動線に大きく影響します。

平屋は一つの平面にまとまっているため、移動距離が短くて済みます。

一方、二階建ては階段の移動が必要ですが、リビングと寝室を分けることでプライバシーを確保しやすくなります。

 

 

水回りの位置

 

水回りの位置も生活の利便性に関わる重要なポイントです。

平屋は一つの平面なので、水回りの配置を自由に決めることができます。

一方、二階建ては階層があるため、水回りの配置に制約が生じることがあります。

生活スタイルや家族構成に合わせて、水回りの位置を検討しましょう。

 

 

平屋と二階建ての比較4.安全性

 

防犯性の高さ

 

安全性は住まいを選ぶ際の重要な要素の一つです。

防犯性の高さでは、二階建ての方が一般的に優れています。

二階建ては2階分の窓やベランダが高い位置にあるため、不審者からの侵入を防ぎやすいです。

また、階段を上ることで室内に入るため、セキュリティ面でも安心です。

 

災害時の安全性

 

災害時の安全性も考慮すべきポイントです。

地震などの災害が発生した際、平屋と二階建てでは安全性に違いがあります。

平屋は地震に対する耐震性が高くなりやすい傾向があります。

浸水などが起こった場合では、二階建ては2階に避難することができるため、安全性が高いと言えます。

地域の災害リスクや家族の安全を考慮して、適切な住まいを選びましょう。

 

プライバシー面

 

プライバシー面も住まい選びの重要な要素です。

平屋は一つの平面なので、外からの視線が気になることがあります。

一方、二階建ては2階に寝室を配置することで、プライバシーを確保しやすくなります。

周囲の環境や個々の好みによって、プライバシー面を考慮して住まいを選びましょう。

 

 

平屋と二階建ての比較5.税金・メンテナンス費用

 

税金・メンテナンス費用も住まいを選ぶ際の重要なポイントです。

平屋と二階建てでは、それぞれの特性によって税金やメンテナンス費用が異なります。

地域によって税金の仕組みが異なるため、建築する地域の税金についても調査しましょう。

また、メンテナンス費用は建物の性能や材料によって異なるため、長期的な視野で計画することが重要です。

 

 

まとめ

 

平屋と二階建て、それぞれにメリットとデメリットがあります。

建築費用や土地条件、生活の利便性、安全性、税金・メンテナンス費用など、様々な視点から比較検討してみましょう。

自分や家族の生活スタイルや優先順位に合わせて、最適な住まいを選ぶことが大切です。

 

 

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