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2023.12.14
注文住宅の相場|内訳や費用を抑える方法もご紹介【岡山注文住宅コラムVol.025】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
注文住宅を建てる際に気になるのは、いくらかかるのかということ。
今回の記事では、「注文住宅 相場」について徹底解説します。
注文住宅の建築に関する費用の内訳や価格帯、そして費用を抑える方法まで、詳しくご紹介していきます。
注文住宅の購入を検討している方々、ぜひ最後までお付き合いください!
注文住宅にかかる費用の内訳について
注文住宅にかかる内訳として、「建物本体価格」「付帯工事」「土地」「諸経費」があります。
詳しく解説いたします。
注文住宅の建築費用
注文住宅の建築費用は、主に建物そのものの価格です。
これには構造やデザイン、仕様によって価格が左右されます。
最近は、住宅性能のある注文住宅が増えています。
性能のある住宅は価格が一般の住宅よりも初期コストが高くなります。
しかし、光熱費や建てた後のリフォーム代などを考慮すると、毎月の電気代がかからず、長持ちする工法の高性能住宅は長期的にみるとずっとお得です。
SANKOでは、高性能住宅と自然素材にこだわり、お客様のご希望に合わせた建物を提案しています。
建物の建築費用は、家の大きさや仕様によって変動するため、しっかりと予算を考えて計画することが重要です。
SANKOの家の仕様は標準で無垢床と漆喰壁です。
自然素材を使用することで、家の外観や内装に温かみをプラスすることができ、健康的で快適な住まいを実現できます。
そして、長持ちしてリフォームの必要性が無い家、暮らしてからのお金がかからない家を考えておくことも必要です。
注文住宅の付帯工事費用
建物を建てるだけでなく、周辺の環境整備も重要です。
これにかかる費用が付帯工事費用です。
具体的には、外構工事や地盤改良工事、道路整備などが含まれます。
これらの工事がしっかりと行われることで、住環境が向上し、快適な生活が実現します。
例えば、外構工事では庭の造成や植栽、フェンスの設置などが行われ、家の周りが美しく整備されます。
建て替えの家だと、残置物の処理や解体費用等もこちらにかかってきます。
太陽光発電をご検討中の方は、こちらも付帯工事となりますので把握しておくと良いでしょう。
土地購入費の相場(土地なしの場合)
新築注文住宅を建てる際には、まず土地を用意する必要があります。
土地を所有している場合はこの費用は発生しません。
土地を購入する場合、その土地の広さや立地条件によって価格が大きく異なります。
土地の相場ですが、岡山県の県南エリアでは、人気のエリアほど土地価格も高めです。
SANKOのお客様が土地にかける平均は1000万円~1500万円程です。
岡山県南エリアでお客様に聞いた人気の土地とその理由。
坪単価についてご紹介します。(SANKO2023.12調べ)
土地の相場:岡山市北区
【田中】…利便性が良い。人気の学区。『坪単価:38万3471円』
【伊島】…人気の学区。『坪単価:59万5041円』
【伊福町】…人気の学区。岡山駅が近い。『坪単価:61万8181円』
【大安寺】…利便性が良い。人気の学区。『坪単価:33万0578円』
【庭瀬】…バイパスが近く利便性が良い。『坪単価:21万7190円』
土地の相場:岡山市中区
【高島】…利便性が良い。岡山市内へアクセスしやすい。『坪単価:24万3636円』
土地の相場:倉敷市
【倉敷駅周辺(阿知)】…駅が近く利便性が良い。『坪単価:35万0413円』
【西阿知】…駅が近く利便性が良い。『坪単価:22万0495円』
【中庄】…利便性が良い。『坪単価:23万2066円』
土地の相場:総社市
※調整区域が多い
【総社駅周辺】…駅とバイパスが近く利便性が良い。県内で移動がある方におすすめ『坪単価:23万6363円』
【東総社駅周辺】…駅とバイパスが近く利便性が良い。県内で移動がある方におすすめ『坪単価:18万6776円』
注文住宅での土地購入のポイント
岡山市南区の福富西や浦安付近も人気の高いエリアです。
人気のエリアはやはり、アクセス重視で、土地の相場は高くなります。
岡山県南では地盤が緩かったり、浸水の恐れがある地域のほとんどが人気のエリアとなっておりますので、ハザードマップを気にしつつ、アクセスを重視すると土地選びが難しくなってしまいます。
コスト重視の方は「瀬戸内市」や「赤磐市」等の郊外に家を構えると価格を抑えられます。
家にやりたいことを詰め込むために、低価格なエリアを探し、広々とした家を建てるのも良いでしょう。
調整区域の土地を選ぶのであれば、予算計画と建築期間を長期的にみることが重要です。
SANKOのお客様の中には調整区域で2年も建築を見合わせている方もおられます。
その間、建築価格が値上がりしてしまう可能性を考えておく必要があります。
土地選びのポイントは、 優先順位を決める事 です。
小学校区なのか、交通面でのアクセスなのか、ハザードマップを重視するのか、コストなのか、夫婦での話し合いが必要不可欠です。
土地に対して求めすぎてしまうと、土地の価格が高額だったり、狭い土地になってしまったりと100%満足のいく土地は存在しません。
どんな暮らしがしたいかで土地を決断しましょう。
諸費用
建築にはさまざまな諸費用が発生します。
設計や申請に関する費用、建物の保険料などがこれに含まれます。
これらの費用を事前に把握し、予算に計上しておくことが重要です。
予期せぬ出費を避けるためにも、細かな諸費用も見逃さず計画しましょう。
諸費用についてはYouTubeで詳しく解説しております。
気になった方は是非ご覧ください。
注文住宅の建築費は建てる人の予算次第!価格帯別で紹介
【1000万円台の注文住宅】コストを抑えた家
住宅購入を検討する際、1000万円台の価格帯はコスト重視の方の選択肢となります。
シンプルな外観や間取りで、コストを抑えた注文住宅が多くあります。
外観デザインにおいてシンプルながらも個性的なアクセントを加えることで、リーズナブルな価格帯でもこだわりのある住まいを手に入れることができます。
ただし、住宅性能は期待できません。
光熱費や夏は涼しく、冬は暖かい住宅を求めるのであれば、断熱材等にコストがかかるため難しいです。
【2000万円台の注文住宅】優先順位で予算を決める家
2000万円台の価格帯では、予算を工夫してメリハリをつけることが重要です。
重要なポイントに予算を割り当てつつ、無駄を省くことで理想の住まいを手に入れることができます。
憧れのデザインや設備を取り入れつつ、バランスを大切にしましょう。
例えば、特にこだわりのある部分に予算を集中させ、他の部分はシンプルにまとめることで、質の高い住まいを実現できます。
SANKOではHIDAMARIシリーズがこの価格帯です。
【3000万円台の注文住宅】実現したいことを叶えやすい家
3000万円台の価格帯では、より高い住宅性能やデザイン性を実現することが可能です。
こだわりのポイントをしっかりと押さえ、理想の住まいを実現しましょう。
家族の成長やライフスタイルに合わせて、将来も快適に過ごせる住まいを考えましょう。
SANKOではKAGAYAKIシリーズがこの価格帯です。
【4000万円台の注文住宅】さまざまなプランが実現可能な家
最高のクオリティと設備を求めるなら、4000万円台の価格帯が適しています。
さまざまなプランやオプションが用意されており、細部にわたりこだわりたい方に向いています。
自分だけの特別な住まいを実現するために、十分な予算を用意しましょう。
注文住宅にかかる費用を抑える方法
注文住宅では凹凸の少ない総二階にする
住宅の形状によって建築費用が変わることがあります。
凹凸の少ない総二階の構造は、比較的建築費用を抑えることができます。
平坦な土地に建てることで、工事のしやすさも考慮されます。
例えば、地盤調査を事前に行い、適切な基礎工事を行うことで、建物の安定性を確保しつつ建築費用を抑えることができます。
注文住宅では間取りをシンプルにする
複雑な間取りは建築費用を増加させる原因となります。
シンプルで効率的な間取りを採用することで、建築費用を抑えることができます。
家族のライフスタイルや将来のことを考慮し、必要最小限のスペースを確保すると良いでしょう。
例えば、共用スペースを広くとり、無駄な廊下や通路を削減することで、有効なスペースを最大限に活用できます。
注文住宅だからできるキッチンや風呂、洗面台をワンフロアにまとめる
水回りの設備を同じフロアにまとめることで、配管や設備工事のコストを削減できます。
また、同じフロアにまとめることで利便性も向上し、家事がスムーズに行えます。
例えば、キッチンや洗面台、トイレを近くに配置し、効率的な水回り設計を行うことで、省エネで快適な生活を実現できます。
庭や外構にはフェンスを設けない
庭や外構にフェンスを設けることはセキュリティやプライバシーの観点から重要ですが、余計なコストがかかることも。
必要に応じて適切なセキュリティ対策を施しつつ、無駄な費用を削減しましょう。
例えば、周囲の環境や地域の治安を考慮し、必要最低限のセキュリティ対策を施すことで、予算を節約できます。
注文住宅では内装設備や照明は厳選する
高価な内装設備や照明を取り入れることは魅力的ですが、予算をオーバーさせる原因となります。
必要最小限の機能やデザインを優先し、無駄な出費を避けるようにしましょう。
例えば、主要な部屋には優れた設備を取り入れ、一部のスペースではシンプルな仕様にすることで、コストを抑えながらも快適な住まいを実現できます。
注文住宅でのオプションの範囲を確認する
建築途中でのオプション追加はコストがかかります。
事前に必要なオプションや変更点をしっかりと確認し、余分な費用を回避しましょう。
SANKOでは、建築プロセスを透明化し、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
追加工事が発生した場合も、事前にお知らせし、ご納得いただいた上で進めてまいります。
注文住宅だから可能な空調管理方法を検討する
快適な住環境を提供するためには、床暖房やエアコンなどの設置が一般的ですが、省エネやコスト削減の観点から、自然な風通しや遮熱性を考慮した設計も検討してみましょう。
SANKOでは、家庭用エアコン一台で家じゅうを均一な室温にすることが可能な「床下エアコン」「小屋裏エアコン」を採用しています。
夏は小屋裏のエアコンを稼働させ、冬は床下のエアコンを稼働させることで、電気代を抑えて家じゅうを快適な室温に調節しています。
詳しい解説はこちらからご覧ください
「夏用小屋裏エアコン」
「冬用床下エアコン」
注文住宅の相場:まとめ
記事を通して、注文住宅の建築費用について詳しく理解できたことでしょう。
土地購入費や建物の建築費用、付帯工事費用、諸費用など、様々な要素が組み合わさって住まいの価格が形成されます。
予算の範囲内で理想の住まいを実現するためには、慎重な計画と工夫が必要です。
価格帯ごとに注文住宅の特徴や工夫点を紹介しました。
1000万円台から4000万円台まで、自分の予算に合った住まいのスタイルや要望を考え、具体的なプランを立てることが大切です。
メリハリをつけた予算配分や効果的な工夫によって、理想の住まいを手に入れることができます。
注文住宅の価格は住宅会社や土地によって大きく変動することを覚えておきましょう。
岡山県の県南エリアで新しい住まいをお考えの方々にとって、この記事が有益であることを願っています。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方は
モデルハウスにお越しください。
HEAT20 G3ランクの暖かく、居心地の良い空間です。
冬の高性能住宅を是非ご体感に来てみてくださいね。