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2023.11.30
一戸建ての寒さ対策|新築を建てる時にできる7つの寒さ対策【岡山注文住宅コラムVol.023】
岡山県の県南エリア【岡山市北区、中区、南区、東区、倉敷市、瀬戸内市、赤磐市、早島町、総社市、玉野市】で高性能住宅と自然素材にこだわり、健康で快適な注文住宅をご提案している工務店、SANKOの家です。
寒い季節が迫る中、注文住宅をお考えの皆さんにとって、戸建て住宅の防寒対策は避けて通れない重要なテーマです。
寒さから室内を守り、快適な住まいを実現するためには、様々な要素にわたる対策が不可欠です。
この記事では、「 一戸建ての寒さ対策 」に焦点を絞り、具体的な方法と実践的なポイントを徹底的に解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、理想の住まいを寒い季節でも心地よく暖かく保つ方法についてご確認ください。
一戸建てが寒くなる原因
一戸建てが寒くなる原因は様々ですが、主な要因は以下の通りです。
戸建てが寒い原因1:断熱不足
適切な断熱がない場合、外部の寒冷空気が建物内に侵入しやすくなります。
壁、床、天井などの断熱材が不十分であると、冷暖房の効果が低下し、寒さが感じられます。
戸建てが寒い原因2:窓やドアの気密性
窓やドアの隙間から冷たい風が入り込むことがあります。
気密性が不足していると、暖房効果が低下し、冷気が侵入してしまいます。
気密性を確保するためには、断熱性能が高い窓やサッシ、ドアと、施工力のある会社に依頼することが必要です。
戸建てを建てる時の寒さ対策
戸建ての寒さ対策1. 断熱性能が高い断熱材を選ぶ
断熱性能の優れた断熱材の選定は、新築住宅の基本中の基本です。
外部からの寒気侵入を最小限に抑えるためには、どの断熱材が最適一かを理解し、選び方のポイントを把握することが必要です。
一戸建ての防寒に有効な具体的な断熱材の特性や比較については
↓こちらの記事で詳しく解説していますのでご参考にしてください。
SANKOの家では外断熱にフェノールフォームを入れたW断熱工法を採用しています。
UA値は0.36を標準仕様としています。
戸建ての寒さ対策2. 気密性能を高めて家の隙間をなくす
暖かい家にするために欠かせない一戸建ての寒さ対策には気密性向上が不可欠です。
隙間や窓からの風の侵入を極力防ぐためには、気密性向上の具体的な方法や注意点を理解することが必要です。
一戸建ての寒さ対策には、断熱性があったとしても気密性能が高くなければ暖かい家になりません。
気密性は施工力のある会社に任せることが重要で、実測しないと出ない数値です。
一戸建ての寒さ対策を徹底するためには、気密測定を行っている会社で、全棟均一にその数値が出るかというのを住宅会社に聞いてみるのも良いでしょう。
↑気密性能に関してはこちらの記事で解説しております。
気になった方はご参考にしてください。
SANKOの家の平均気密値はC値=0.04です。
0.1以下の気密値がでる腕の良い専属大工が施工している工務店です。
戸建ての寒さ対策3. サッシの性能を高める
一戸建ての寒さ対策に欠かせない窓についてです。
窓からの冷気侵入を抑えるためには、適切なサッシの選定が重要です。
アルミサッシは熱を通しやすく、結露したり、外の冷気が室内へ、暖めた室内の熱が外へ逃げるので、一戸建ての寒さ対策には向いていません。
↑こちらの記事でサッシについて詳しく解説しております。
一戸建ての寒さ対策に効果がある断熱性能が高いサッシは樹脂サッシと木製サッシです。
樹脂サッシ
樹脂サッシの特性や断熱性能、耐久性等のメリットについてご紹介します。
• 熱伝導率が低く断熱性が高い
• 結露しにくくカビやダニの発生を防ぐ
• 遮音性が高い
• 劣化や変色しにくくメンテナンスが楽
木製サッシ
木製サッシは美しいだけではなく、断熱性能も両立するサッシです。
• 熱伝導率が低く断熱性が高い
• 結露しにくい
• 遮音性が高い
• 外観やインテリアと調和しやすい
• 希望のサイズに柔軟に対応できる
• 地球環境に優しい
窓の寒さ対策を新築に設えることで、窓際が寒くない、隙間風が入らない、暖かい室内になります。
戸建ての寒さ対策4. 暖房方法
一戸建ての寒さ対策における適切な暖房方法の選択は、一戸建ての寒さ対策を講じるうえでの快適な生活に欠かせません。
最新の暖房システムで全館空調の家にするのも良いでしょう。
SANKOがおすすめするのは省エネ性能も高い「 床下エアコン 」です。
↑家庭用エアコン1台で、家じゅうが暖かくなる。
詳細に知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
床下エアコンの効果を最大限に引き出すためには、建物自体の気密性と断熱性が非常に重要です。
一戸建ての寒さ対策で床下エアコンを導入するのに向いている方は
・高性能住宅で暮らしたい方
・暖房にかかる光熱費を抑えたい方
・導入費用を抑えた暖房システムを検討している方
におすすめです。
施工実績のある会社に依頼し、実際に床下エアコンの家を体感してみましょう。
戸建ての寒さ対策5. 吹き抜けやリビング階段を避ける
開放感がある吹き抜けやリビング階段ですが、寒い時期には注意が必要です。
なぜなら、
「コールドドラフト現象」というものが引き起こされるからです。
「コールドドラフト現象」は、家の内部で寒風や寒冷な空気が通り抜けて感じられる現象を指します。
通気性のある箇所や隙間から外部の寒風が流れ込んで、部屋内で冷たい風が感じられる状態です。
吹き抜けがある家では、吹き抜け部分が高くなっているため、外部の気温の影響をより強く受けることがあります。
吹き抜け部分やその周辺に隙間や通気孔があると、冷たい風が家の内部に侵入しやすくなります。
しかし、それは高気密、高断熱ではない時のデメリットです。
高性能住宅では、逆に寒さ対策になるんです。
↑こちらのYouTubeを参考にしてみてください。
全部屋をまるごと暖める。
部屋ごとにエアコンを設置しないSANKOでは、吹き抜けがあると、暖かく、開放的で明るい家になりますよ。
戸建ての寒さ対策6. 換気システムで空気を循環させる
一戸建ての寒さ対策には、効果的な換気が不可欠です。
24時間換気システムが義務付けられていますが、一戸建ての寒さ対策には、最新の換気システムを導入することを検討するのも良いでしょう。
全熱交換器を採用すると、室内の温度と湿度の調整をおこなうことができます。
それにより、常に快適な室温に保たれ、一戸建ての寒さ対策になります。
ですが、日常的な使い方についてはお手入れが面倒だという声もあり、導入費用も月々の電気代も高くなります。
ハイテクノロジーな設備は、どんどん新しくなるので、数年後、壊れた時に、同じ設備が手に入るかどうかわからないという所も注意が必要です。
YouTubeでも詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
戸建ての寒さ対策7. 日当たりの良い土地を選ぶ
最後に、一戸建ての寒さ対策に関わる日当たりの良い土地を選ぶ際の具体的なポイントについて紹介します。
自然な暖房効果を最大限に引き出すために重要な条件を把握しましょう。
方角と日照時間
朝日が東から昇り、夕方には西に沈むため、南向きの土地が一般的に良いとされます。
南向きの土地は一日を通して陽当たりがよく、日照時間も確保しやすいです。
地勢と周囲の建物
周囲の建物や地形が土地の陽当たりに影響を与えることがあります。
高い建物や山が土地の一部を覆ってしまうと、陽当たりが制限される可能性があります。
樹木の配置
周囲に樹木がある場合、これが陽当たりを遮る可能性があります。
季節によって葉が茂る樹木は夏に日陰を作りますが、冬には葉が落ちて日光が射し込みやすくなります。
これらのポイントを考慮することで、良好な陽当たりを確保できる土地を選ぶことができます。
家族の快適な温度について話し合う
家族全員が快適な温度で過ごすためには、コミュニケーションが不可欠です。
家族の好みや要望を具体的に把握し、快適な住まいの実現に向けて、家族みんなで協力しましょう。
まとめ;戸建ての寒さ対策は家を建てる前から考えましょう
一戸建ての寒さ対策は、快適な生活を送る上で欠かせない要素です。
断熱材やサッシ、暖房方法など、様々なアプローチがありますが、家族の生活スタイルや好みに合わせて取り入れることが鍵です。
寒い時期でも心地よく暖かい住まいを手に入れましょう。
岡山で新築住宅をご検討していらっしゃる方は
モデルハウスにお越しください。
真冬でも暖かくて心地良い体感が出来ますよ。