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イベントレポート

2025.03.10

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【対談】医師・石原新菜先生×弊社副社長・丹生慶子 人々の幸福度と健康を向上させる、暖かく快適な住まいづくりとは?

医学と住宅の視点から考える「健康」と「住まい」の関係

高性能住宅が人々の健康と幸福にどのように貢献するのか。

本日は、石原クリニックの石原新菜先生をお迎えし、健康と住まいの密接な関係についてお話を伺います。

 

 

未病の改善を支える漢方医学と自然療法

丹生慶子(以下、丹生)

今日は石原クリニックの石原新菜先生にお越しいただきました。先生の普段のお仕事について教えてください。

 

石原新菜(以下、石原)

私のクリニックには、「病気ではないけれどなんとなく不調がある」という患者さんが多くいらっしゃいます。漢方医学や自然療法では、こうした未病の段階で自然治癒力を高め、体調を整えることを得意としています。また、健康維持のために断食道場を利用される方も多く、日々の生活習慣の改善をサポートしています。

 

丹生

なるほど。生活を見直しながら健康を維持することが大切なんですね。

 

 

温かい住まいが免疫力を高める?

丹生

この時期はインフルエンザなどの感染症が流行しますが、どのような方がかかりやすいのでしょうか?

 

石原

感染症は免疫力が低下していると発症しやすくなります。例えば、寝不足や疲労、暴飲暴食、冷えが続くと免疫力が下がります。特に低体温の方は免疫力が落ちやすく、感染リスクが高まります。

 

丹生

なるほど。私たちが建てる高気密高断熱住宅では、標準仕様で断熱等級6や7の性能を確保していますが、温かい住環境は健康に良い影響を与えますか?

 

石原

はい。近畿大学の岩前先生の研究でも、温かい家に住むことでアレルギー症状の改善や血圧の安定、風邪の罹患率の低下が確認されています。寒暖差が少ない環境では自律神経が整いやすく、体への負担が少なくなります。

 

丹生

実際にオーナー様からも「風邪を引きにくくなった」という声が多く寄せられています。快適な住環境が健康にも影響するのですね。

 

 

 

寒暖差がもたらすリスクとヒートショックの危険性

丹生

寒い時期には感染症以外にも注意すべき健康リスクがありますか?

 

石原

ヒートショックのリスクが高まります。例えば、寒い廊下を通り、冷えた脱衣所で服を脱ぎ、熱いお風呂に入る。この急激な温度変化が血圧を急上昇・急下降させ、脳梗塞や心筋梗塞、浴室での溺水事故につながることがあります。

 

丹生

近年、50代以上の方から「家が寒くてつらい」という相談が増えています。特にトイレや脱衣所の寒さを気にされる方が多いですね。

 

石原

そうですね。寒い家では動くのが億劫になり、こたつから出なくなることで筋力の低下や関節の可動域の制限にもつながります。温かい住環境なら、家の中での活動量が増え、健康を維持しやすくなります。

 

 

住環境の改善が幸福度を高める

丹生

健康と家づくりは関係がないと思われがちですが、実は深くつながっています。多くの方にその大切さを知っていただき、快適で健康な暮らしを広げていきたいですね。

石原

その考え方はとても素晴らしいですね。住環境の改善は、個人の健康だけでなく、社会全体の医療費削減にもつながります。

 

丹生

そうですね。さらに、高断熱住宅は省エネルギー性が高く、CO2排出の削減にも貢献できます。つまり、住まいの選択が「地球の健康」にも影響を与えるんです。

 

石原

まさにそうですね。多くの方に「家の温かさが健康と幸福度に影響する」ことを知っていただきたいですね。

 

丹生

今日はとても貴重なお話をありがとうございました。

 

石原

こちらこそ、ありがとうございました。

 

 

健康と幸福を守るための家づくり

✓温かい家は免疫力を高め、感染症の予防につながる

✓寒暖差の少ない家はヒートショックのリスクを減らし、高齢者の健康維持に貢献する

✓健康な住環境は、ストレスを軽減し、幸福度を向上させる

✓高性能住宅は省エネでCO2削減にも寄与し、地球環境にも優しい

 

 

SANKOの家は、健康と快適性を両立させた高性能住宅を提供しています。

健康で幸せな暮らしを実現する住まいについて、ぜひお気軽にご相談ください。

 

この対談の様子を動画でもご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください!

対談動画はこちら