書斎スペースが人気【設計お役立ち情報　Vol.39】

コロナ禍を経て、私たちの生活や仕事環境は予想もしなかった変化を遂げました。その結果、住宅にも新たなニーズが生まれ、今まで以上にさまざまな快適さが求められるようになっています。

中でも家で過ごす時間が増えたことで、室内の温度環境の快適さは特に大切になってきています。
夏は涼しく、冬は暖かい空間が理想的ですよね。

長く家で過ごしていると、隣家や外からの音が気になることも多いです。
特にリモートワークが増えた今、静かな環境で集中できることも求められています。
実際に書斎スペースのご要望も多いです。

仕事に集中できるだけでなく、温熱環境が整った高性能住宅なら、オフィスよりも快適に作業ができるメリットもあります。

通勤がない分、時間にも余裕が生まれ、生活の質も向上します。

このような安心して仕事やリラックス時間を楽しめる住まいのためにも、住宅の高断熱化、高気密化がとても大事になっています。

また、オンラインミーティングが増えた今、「背景に映るものが気になる」という新しい悩みも出てきました。
シンプルな壁や収納が整ったスペースを設けることで、仕事中もすっきりした印象を保つことができます。
こうした点も設計段階で考えておけば、後から困ることが減りますね。

これからの家づくりは、「家で過ごす時間が増えたからこそ、生活も仕事も充実できる空間づくり」が大切だと思います。

松村